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2018年04月30日

8 保定期間

全体的な歯の移動が終了すると、歯の「後戻り」を予防し、咬み合わせの安定を図るために保定する装置を付けます。保定装置は歯の裏側に付けるタイプや取り外し式のマウスピースタイプがほとんどですが患者様の歯の状況によっても変わってきます。一番大切なのは、この保定期間です。歯は本来元あった場所へ戻ろうとしますので、補綴装置を付ける事はとても大切です。矯正も終了に近づいています。長い通院で大変であったと思いますが、もう少し頑張りましょう。保定期間は、忘れずに来院して下さい。
又、この時に後戻りをしてしまった時は、再度、ワイヤーを付ける事がありますが、今迄の治療期間のように時間と日数がかかる事はなく、数回治療する程度の方がほとんどです。ただし、くいしばりのあった方や、歯ならびがとても悪かった方・顎関節症のあった方などは後戻りを繰り返す方もおられます。そのような方は保定期間が長くなりますが焦らず、最後迄頑張って通院して下さい。

投稿者 tomioka : 2018年04月30日 12:00

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