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2018年04月08日
顎関節症のある方
下顎の関節円板と下顎頭がずれている事を言います。ご本人が不調を感じ気づく時と気づかない程度の場合があります。
感じる症状としましては、
・口がまっすぐに開かない
・口を大きく開けられない
・口を開けると顎が外れそうになる
・顎関節部が痛い・重い(痛み方は様々です)
・口を開け閉めする時に音がする
・片側でしか物を食べる事ができない
・食べ物を良くかめない
・噛む時、痛みを感じる
上記の症状がある為さらに頭痛、肩こり、不眠、不定愁訴を併発される方も多いです。
歯並びやかみ合わせの悪い方は、顎関節症を併発されている方がとても多くいらっしゃいます。
顎関節症の症状が軽く、不調を噛み合わせだと思い、そのまま矯正治療や歯科治療をしてしまいますと、治療経過が良くなかったり、治療後に後戻りしてしまったり、ご本人の不調がさらに増してしまう原因となります。歯科治療を始める前に、顎関節症ではないか診査する事が大切です。
当院の顎関節症の治療法は、私が考えました独特のデザインの透明な取り外し式の装置です。
これは、夜間・就寝時に使用してもらいます。咀嚼筋を緩ませるリラックス効果があります。
さらに日中での効果を高める為に、レジンアップ法という私の考えました治療法で咀嚼機能を改善する方法があります。
投稿者 tomioka : 2018年04月08日 11:09