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治療中の注意点と痛み・リスクと副作用について

治療を始めると(痛みについて)

できる限り痛みの少ない治療をすることが歯にとって負担がなく良い事なので、やさしい治療を心がけておりますが、やはり歯を動かすのですから痛みを感じる方もいらっしゃいます。
痛みは人により様々です。全く痛みを感じない方もいますし、大変痛く感じる方もいます。どんなに痛みを感じる方でも半年位で慣れてきて痛みが少なくなってきます。
普通の場合一週間位は、歯が圧迫されるような感じがします。特に最初の2~3日は、痛みがあります。これは、歯が装置によって押されて動きだしはじめる時におこる反応です。
2~3日を過ぎると痛みは和らいできます。最初の1~2回の治療は初めて歯を動かす為、強い痛みや異和感を感じる方も多いですが、この痛みは、だんだんと慣れて弱くなってきます。
矯正治療は、人によって、歯の動きやすさや歯の移動による刺激の感じ方が全く異なりますので、痛くて物が全然噛めないとか、夜も痛くてねむれないというようなことがあれば、いつでも装置を調整できますので安心して下さい。
幼児や小児の小さいお子様には、レジンという材料を歯に直接付けて行う治療も可能です。この方法ですと痛みも少ないです。患者様の症状により大人にも使用することがあります。


(2023/09/26)

食事

装置を入れたところの歯は歯の移動のために少しぐらぐらしてきますので、パンなどやわらかい食べ物をかんだときでも、歯がひびいて痛いように感じたり、噛みにくくなることがあります。そのときは、装置の入っていない歯などやひびかないところで、噛みましょう。その時は、やわらかい食べ物を食べて下さい。ぐらぐらした感じは少しずつ落ちついてきます。
食べ物によっては、装置に色がつきやすいものがあります。ご注意ください。
カレーライスなど装置によって、色が付きやすい装置を付ける時もありますが、(ゴム製の材料など)来院されるたびに新しいものとかえていきますし、気になる時は、交換しますのでご安心下さい。
基本的に矯正をしているからと、神経質にならず痛くないようでしたら、歯がぐらぐらしている時や痛みのある時以外は、普段通りの食事がよろしいと思います。


(2023/09/26)

歯みがき(ブラッシング)

装置の入っているところは、とても汚れがたまりやすいので、歯みがきは時間をかけてしっかり行いましょう。
歯みがきが不十分ですと、虫歯になりやすいですし、歯垢がたまって、歯石がついてしまいます。歯石がつきますと、歯肉が腫れて、歯槽膿漏になったり、歯がぐらぐらになったり(病的に)歯の移動のさいも移動が不安定になり、よくありません。
一般的に売られている歯ブラシではなく、矯正用の2列の歯ブラシと、装置の間につまった食べ物を取り除くブラシの2種類を使用して下さい。


(2023/09/26)

発音

装置によっては、入れたときに、しゃべりにくくなりますが、少しすると慣れてきて、普通にしゃべれるようになりますので、心配されないでください。 どうしても気になる時はがまんされず来院して下さい。


(2023/09/26)

笑顔

装置をつけると、笑ったときなど、唇が装置にひっかかって唇を閉じにくくなったりあけにくくなったりしますが、少しずつ慣れてきて、普通に笑えますので、心配なさらないでください。 ひっかかりがとれなくて痛い時は来院して下さい。


(2023/09/26)

運動

柔道やラクビー・アメフトのようなスポーツをする時は少し気をつける必要がありますが、スポーツに関してはさほど心配する必要はありません。ご心配な時は歯をガードするマウントピースをお作りしてお渡しします。


(2023/09/26)

定期試験・受験

定期試験の前の治療はできれば避けて、試験後になさった方が良いでしょう。

受験に関しては、時期をずらして矯正される事も良いでしょう。矯正治療中に受験時期が来てしまった場合、その状態で保定してお休みし受験が終わってから再治療を開始したり、装置の調整を弱くして勉強の負担にならないようにするなど、患者様のご要望に合わせた治療をいたします。


(2023/09/26)

装置の着色

タバコなどを吸われますと、装置にニコチンなどが沈着しやすく、装置や歯が汚れてしまいますので、できるだけ、控えるか、歯みがきをこまめにしましょう。 食事の所でお話ししましたが、カレーなども着色しやすい食品です。


(2023/09/26)

口内炎

初めの頃、装置が歯肉に当たり、口内えんのできる方がいますが、半年もすると歯肉が装置に慣れてきて、丈夫になり、できにくくなります。口内えんができた時は、状態をみますので来院して下さい。お薬もお渡しいたします。


(2023/09/26)

一般的に起こりうるリスクと副作用

 治療を始め、まれに下記のような症状が出る方もいらっしゃいますので、当院では丁寧な解説を付けて、矯正治療についてのリスクなどが書かれた契約書を取り交わし、わからない事、ご不安な事をご説明し、ご納得されてから治療を開始します。

リスクと副作用としましては

・歯を動かすことにより、歯根が吸収して短くなる場合があります。(歯根吸収)
 レントゲン撮影でわかりますので、長期治療が必要な場合や保定に
 入った時に再度レントゲン撮影をして状況をみさせて頂きます。

・ごくまれに歯が骨と癒着していてなかなか動かない方がいらっしゃ
 います。又、歯ぐきがやせて下がる(歯肉退縮)ことがあります。

・治療途中、歯を移動させるために顎関節症状が出る事があります
 が、そのような時は患者様に症状をよくお聞きして、症状が出ない
 ような治療を進めていきます。

・くいしばりや様々な理由により、後戻りを症じる事があります。そ
 の時は再治療を行いますが、初診時よりも期間は短く保定に
 もどる方が多いです。
 まれにくいしばりが大変強かったり、様々な理由から後戻りをくり
 返し、長期の治療になる方もいらっしゃいます。通院がとても大変
 でストレスを感じられることと思いますが、最後迄責任を持って
 治療いたしますので、頑張って来て頂ければと思っております。

・治療を始めると、歯を気にされきちんと磨かれる方が多いのです
 が、丁寧な歯磨きをおこたってしまわれるとむし歯や歯周病にな
 ってしまう可能性があります。矯正治療中は定期的にかかりつけ
 の一般歯科の先生に診て頂きたいと思っております。

・治療中、異和感、不快感、痛みを感じる方がいらっしゃいます。そ
 の時はすぐにご連絡頂き、急患で対応し、上記の症状が改善で
 きるような治療を心がけます。


(2023/09/26)